2024.05.21
ケーキ入刀に代わる印象的なフード演出アイデア
- #演出
「ケーキ入刀」や「ファーストバイト」といえば、結婚披露宴における王道の演出ですよね。ウェディングケーキを使った演出が主流ではありますが、最近ではおふたりの好きなものを取り入れられたり、ケーキ以外のアイテムを使って人と被らない演出でおふたりらしさを表現される方も増えてきました。そこで今回は、ケーキ以外の食べ物を使用した「フード演出」についてご紹介します。
そもそもケーキ入刀は何のためにするの?
新郎新婦のはじめての共同作業として紹介されるケーキ入刀は、ふたりで手を取り合い、どんな困難をも切り開いていくという願いが込められています。ケーキ入刀の起源には諸説ありますが、愛し合うふたりがひとつのパンを分かちあって永遠の愛を誓ったというギリシャ神話から、分け合う食材がある=将来食べる物に困らないという願いを込めたと言われています。また、結婚を祝ってくれたゲストへケーキを切り分けて、「幸せのお裾分け」といった意味も込められています。
このような素敵な願いや意味が込められたケーキ入刀ですが、意味合いが素敵なだけでなく、新郎新婦が並んでケーキにナイフを入れる仲睦まじいシーンはゲストにとってシャッターチャンスであることからも、人気のプログラムのひとつとなっています。
ファーストバイトの意味は?
ケーキ入刀、ケーキカットのあとに新郎新婦がお互いにケーキを食べさせあうファーストバイトには「食べるものに困らせない」「美味しい食事を用意する」など、これからの結婚生活に対する想いが込められています。元々は新郎さまから新婦さまへ、新婦さまから新郎さまへ、の流れが主流でしたが、最近はおふたり同時に食べさせあったり、おふたり同時にかぶりつくなど、おふたりの想いや願いを込めたアレンジも増えつつあります。
それでは早速、ワールドウェディングのお客様が実際におこなわれたケーキ入刀に代わるフード演出をご紹介します?
お肉入刀
こちらのおふたりは披露宴会場がステーキハウスとして有名な会場であったことから、生のステーキ肉への入刀をされました!めったに見ない塊肉の演出に会場も大盛り上がり? 他にもお肉を使った演出では、カットする前のローストビーフへの入刀や、生ハムの原木への入刀もおすすめです✴︎12月に結婚式をされる場合はシーズンに合わせてチキンへの入刀なんて演出も◎
カレーセレモニー
おふたり同時にご飯にカレーをかけるカレーセレモニー。こちらは他の記事でご紹介をした「水合わせの儀」の意味合いを含んだ演出です。おふたりそれぞれがかけるカレーが合わさることで、新しい家族が生まれることを意味するとても素敵な演出です。この他にも果物がたくさんが入った容器におふたりでお酒を注いで果実酒をつくるなど、水合わせの儀のアレンジもたくさんあります♪
巨大バウムクーヘン
ファーストバイトはお互いに食べさせ合うのではなく、ふたりでかぶりつきたい!という夢をお持ちだったおふたり。バウムクーヘンは縁起物で「夫婦が2人で年月を重ねていく」という長寿の意味があることから、巨大バウムクーヘンを選ばれました✴︎ おふたり同時にかぶりつく瞬間はゲストも大盛り上がりのシャッターチャンスです?バウムクーヘン以外にも、クリームたっぷりのロールケーキでの演出もおすすめです♡
巨大ドーナツとドーナツタワー
ドーナツが大好きなおふたりが選ばれたのはドーナツバイト。ドーナツがたくさん積み上げられたドーナツタワーへの入刀後は、おふたりで大きなドーナツにかぶりつかれました?結婚式という特別な日だからこそ叶えられる大好きな食べ物の巨大バージョン。他にも食パンを積み上げた食パンタワーへの入刀後に巨大あんぱんでファーストバイトをされたパン好きのおふたりもおられました♡
このようにケーキ以外のフードをつかった演出はたくさんあります。 ケーキ以外を検討される理由は様々だと思いますが、「ゲストに楽しんでほしい」「盛り上がってほしい」という想いをお持ちの方も多いはず。そんな時はぜひおふたりの好きなものを取り入れてみてくださいね。おふたりの好きなものを使った想いが込められた演出に、ゲストも盛り上がるだけでなく、より印象に残る素敵な結婚式になるはずです✴︎