2024.05.28
結婚式の両親の衣装って、絶対留袖とモーニングなの?
結婚式当日のご両親はゲストの方に見られるシーンが決して少なくありません。例えば、挙式のエスコートや披露宴での謝辞、ゲストへのあいさつ回りやベールダウンなど、さまざまなタイミングでゲストの方の前に立つ場面があります。そこで今回は、結婚式にふさわしい親御さまの服装について説明していきます♪
結婚式にふさわしいお父さまの服装はモーニング?
絶対にモーニング!という決まりはないですが、ホテルや専門式場などの格式の高い会場では、やはり正礼装が基本です。着用されるのがお昼間であれば、前身頃の裾が大きくカットされたデザインが特徴の「モーニング」が定番です。夕方~夜にかけては、ジャケットの後丈がツバメの尾のように先に割れて長くなっているデザインの「燕尾服」が正礼装となります。ネクタイとベストは白黒で統一するのが基本ですが、アレンジしてもOKです。淡いグレーやシルバーを取り入れられると、全体がふんわりとソフトなイメージになります♪燕尾服の場合は、必ず白の蝶ネクタイを選んでください。神社婚や和婚の場合は紋付羽織袴も正礼装にあたりますが、モーニングを着られる方が多い印象です^^
レストランなどのカジュアルな会場の場合は、準礼装でもOKです。「ロングタキシード」や、昼間なら「ブラックスーツ」など、結婚式の会場と時間帯に合わせて選ぶことが大切です。また、正礼装か準礼装かはご両家で揃えられるのがベターなので、事前にご両家で相談してみてくださいね。
結婚式にふさまわしいお母さまの服装は留袖?
お母さまも正礼装が基本です。最も格式のある定番は、五つ紋付きの黒留袖です。留袖は柄が豊富にあるので、ご自身に合うものや会場の雰囲気に合うものを選んでみてください。もちろん、洋装でもOKです。最近は洋装を着られる方も増えつつあります。洋装の場合は黒のロングドレスが基本ですが、控えめにしすぎると暗い印象になってしまいますので、コサージュやネックレスなどで華やかさを出されるのもいいかと思います♪
結婚式のテーマに合わせて選ぶのもOK
結婚式場の雰囲気や、新郎新婦さまがイメージされている結婚式のテーマに合わせて和装か洋装か選ばれるのもいいかもしれません。なかには、娘の結婚式には着物を着ると決めていたから着物を着たい!という方や、動きやすくするために楽で素敵なドレスが着たい!という方もいらっしゃいます。ただ、ご両家で和装か洋装かどちらかに合わせられるケースが多いので、事前に一度ご両家でお話しをされることをおすすめします。新郎新婦さまがどのような結婚式を想定されているのか、どのような服装で参列してほしいと思われているのかにもよると思いますので、事前に確認し、ご両家で相談して選んでみてくださいね☆
リゾート婚の場合の両親の服装は?