終息がなかなか見えない新型コロナウイルスですが、感染が拡大し始めてもうすぐ2年が経ちます。2020年の3月ごろはまだ「風邪の一種」や「インフルエンザのような感じ？」と言われていたので、私たちが携わっているブライダル業界には関係のない話と思っていました。しかし、その状況は一変しました。

コロナ禍でブライダル業界も大きく変化

緊急事態宣言に伴い、社会の動きはストップ。結婚式を挙げることが「悪いこと」のような、もしかすると今後結婚式がなくなるのでは？とまで考えてしまうこともありました。

私たちはこの間もさまざまな「結婚式を挙げたいと願うおふたり」を見てきました。
あるお客様は挙式と披露宴を予定されていましたが、ご家族のみの挙式だけに変更。また、挙式1週間前に約1年後の延期を決定されましたお客様もいらっしゃいました。

結婚式を挙げたいと願う想いは、強い。

つい先日に挙式を挙げられたお客様は、約1年半越しの結婚式でした。おふたりと出会って2年の歳月が流れていました。その中で感じたことが、結婚式をしたいと願うおふたりの想いは私たちが思っている以上に強いということ。式後に相談カウンターへご報告をしにご来店されたお客様は「結婚式を挙げて本当に良かった。迷っている方たちがいたら、『結婚式は挙げるべき』と伝えてあげてください」と仰っていました。

結婚式のイメージは「たくさんのゲストがいる挙式・披露宴」が普通だと思っていました。でも、1組1組の強い想いで結婚式のあり方や考え方も変えることを、私自身も学びました。これからも「結婚式を挙げたいと願うおふたり」の背中をそっと押してあげる存在でいたいと思います。

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